

こんにちは!
農作物筋トレブロガーのしきです!
今日は、身体づくりに必要な食材の代表と言ってもいいお肉
その中でも野生生物の、ジビエ肉のお話です!
農作物だけじゃなく、野生の肉にも手を出し始めました😁
実は子供の頃にも、熊肉や猪肉などを、食べたことがありましたが
今日は鹿🦌のお肉をいただいたので、紹介したいと思います!
実はダイエット向きの食材


あまり手に入りにくい食材
会社員時代では、そういったお店にいかない限り、なかなか手に入らなかったものです。
牛や豚、鶏などの畜産肉は、スーパーに行けばいくらでも手に入りますが
それ以外となると、ちょっと特殊ですよね。
居酒屋に行けば、馬刺しなどありますが、鹿や猪は、そう多くありません。
で、私が田舎に帰ってきて数ヶ月
和室の畳を張り替えてくれた畳屋のおやっさんが
「自分で猟に行って獲ってきた」
ってんですから(笑)田舎はトレーニーにとって最高の住処なんじゃないかと思いました😂
高タンパク低脂肪
ジビエのお肉と言っても、以下のような、色々な動物のお肉があります。
哺乳類
- シカ(鹿)
- エゾシカ(北海道)、ホンシュウジカなど。
- イノシシ
- 牡丹鍋(イノシシ肉の鍋料理)として有名。
- クマ
- ツキノワグマ(本州)、ヒグマ(北海道)。
- ウサギ
- 昔から食文化の一部(特に中世以降)。
- ヤマドリネズミやハタネズミ(稀)
- 山間部では一部伝統的に食べられていた。
- タヌキ(稀)
- 一部地域で伝統的に煮込み料理などに利用。
鳥類
- キジ(雉)
- 高級ジビエとして扱われ、鍋や焼き鳥で食べられる。
- ヤマドリ
- 非常に香り高く、希少性が高い。
- カモ(マガモ、カルガモなど)
- 鴨鍋、鴨ロースとして人気。
- ヒヨドリ
- 小型の鳥で、串焼きなどに。
- ウズラ
- 飼育されたものも多いが、野生のウズラもジビエとして食べられる。
- カラス(一部地域)
- 食文化としてはマイナーだが、煮込みなどにされることがある。
哺乳類は分かりますが



カ、カラス・・・!?
「駆除の対象」などとは聞いたことありますが、食べるとは思いませんでした😅
偏見かもしれませんが、カラスはちょっとコワイ(笑)
と、まあ色んな動物のジビエ食材がありますが
その中でも鹿肉は食べやすい方で、タンパク質が多くて脂肪が少ないという
ダイエッターやトレーニーには嬉しいお肉なんです!
それからもう一つ!ダイエットに向いている理由がありますので、後述します✨️
鹿肉の栄養成分
では、鹿肉の主な栄養成分を、
主な畜肉である豚、牛、鶏肉と比較した表を作成しました。それぞれ100gあたりの平均値での比較です。
栄養成分 | 鹿肉 | 豚肉(ロース) | 牛肉(赤身) | 鶏肉(胸肉・皮なし) |
---|---|---|---|---|
カロリー | 110〜130 kcal | 約240 kcal | 約250 kcal | 約110 kcal |
たんぱく質 | 約20〜25g | 約19g | 約21g | 約23g |
脂質 | 約2〜3g | 約17g | 約15g | 約2g |
鉄分 | 約3〜4mg | 約0.7mg | 約2.5mg | 約0.4mg |
ビタミンB12 | 約2〜2.5µg | 約0.6µg | 約2.4µg | 約0.4µg |
カルニチン | 約50〜70mg | 約25〜30mg | 約80mg | 約5mg |
比較分析
1. カロリー・脂質
- 鹿肉は豚や牛肉より圧倒的に低カロリーかつ低脂質です。
- 鶏胸肉と同様にダイエット向けの肉として優れていますが、鶏肉より鉄分とビタミンB群が豊富です。
2. たんぱく質
- 鹿肉は鶏胸肉並みに高たんぱくで、他の家畜肉と比べてもたんぱく質量が高めです。筋肉増強や運動後の食事に適しています。
3. 鉄分
- 牛肉同様に鉄分が豊富で、貧血対策に向いています。鶏肉や豚肉と比べると圧倒的な鉄分量です。
4. カルニチン
- 牛肉に次いでカルニチンが多い点も鹿肉の特徴です。脂肪燃焼を意識するダイエッターには牛肉の代替として優れています。
カルニチンとは!?
カルニチンは人体の中で脂肪をエネルギーに変えるために非常に重要な役割を果たす物質です。
特に筋肉や肝臓で活躍します。
カルニチンの働き
- 脂肪をミトコンドリアへ運ぶ役割
- 私たちの細胞には「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギー生産工場があります。
- カルニチンは「脂肪酸」という脂肪の一種をミトコンドリアの中に運び込みます。
- エネルギーの生産
- ミトコンドリア内に運ばれた脂肪酸は、分解されてエネルギー(ATP)を作ります。
- 特に心臓や筋肉など、たくさんのエネルギーを必要とする部位で重要です。
具体的な効果
- 脂肪燃焼の促進
- カルニチンが十分に働くことで、脂肪が効率よく燃焼されます。これがダイエットのサポートになる理由です。
- 運動パフォーマンスの向上
- 筋肉で効率よくエネルギーが作られるため、疲れにくくなる効果が期待できます。
- 心臓の健康サポート
- 心臓は脂肪を主要なエネルギー源とする臓器なので、カルニチンが心臓機能を支えます。
- 筋肉疲労の軽減
- 筋肉内の脂肪燃焼がスムーズになることで、疲労が軽減される場合があります。
不足するとどうなる?
カルニチンが不足すると、脂肪がうまく燃焼できなくなり以下のような症状が出る可能性があります。
- 疲れやすい
- 運動時のパフォーマンス低下
- 脂肪が蓄積しやすくなる
- 心臓や筋肉の不調
鹿肉の評価
この様に見ると鹿肉は、ダイエットや筋肉増強を目指す方に非常に適した肉です。
低脂質・高たんぱくであり、鉄分やカルニチンの含有量も高いため、健康面でもメリットがあります。
風味が少し強いですが、スパイスやマリネを活用して美味しく調理できます!
鹿肉を食べる際の注意点!


栄養評価としてはの鹿肉ですが、そうは言っても野生の動物です!
衛生管理された家畜のお肉とは違って、やはりリスクも有るんです・・・。
鹿肉を安全に食事として取り入れる際の注意点や、解決法もしっかり見ておきましょう!
1. 寄生虫・細菌のリスク
野生動物の肉は寄生虫や細菌が存在する可能性があります。
- エキノコックス(北海道)や旋毛虫(トリヒナ)が代表的な寄生虫。
- 大腸菌やサルモネラ菌などの細菌にも注意。
- 十分な加熱(内部温度が70℃以上で1分以上)を徹底すること。
- レアや生肉での摂取は避ける(鹿刺しなどはリスクあり)。
2. 衛生的な処理
狩猟された鹿は、家畜のように衛生管理された環境で処理されるわけではありません。
不適切な解体・処理が行われた場合、肉の品質が低下することがあります。
- 信頼できるジビエ専門業者や衛生管理された処理施設から購入すること。
正直これが一番無難です😊
3. 放射性物質(地域による)
福島第一原発事故以降、一部地域(東北・関東)では放射性物質の検査対象となる場合があります。
あまり風評に関わることは言いたくありませんが、実際に一部地域ではあるようです。
- 放射性物質の検査済みで安全性が確認されたものを選ぶ。
4. 独特の風味(クセ)
鹿肉は野生動物特有の香りや風味があります。苦手な方もいるため、調理に工夫が必要です。
- スパイスやハーブ(ローズマリー、タイム)を活用する。
- マリネして臭みを軽減する(ワインやヨーグルトがおすすめ)。
- 濃厚なソース(デミグラス、ベリー系ソース)と組み合わせると食べやすい。
5. 高たんぱくゆえの消化負担
高たんぱく食材というのは、実はけっこう消化に時間やエネルギーを要します。
だから熱を通し、タンパク質を編成させることで、消化・吸収が効率化され、人類は繁栄したんですね。
- 少量ずつ食べる。
- 煮込み料理など消化しやすい調理法を選ぶ。
. 賞味期限と保存方法
ジビエは腐敗しやすいため保存管理が重要です。
- 冷蔵ではなるべく早く消費(2〜3日以内)。
- 長期間保存する場合は冷凍(-18℃以下)を徹底。
速く食べたほうが良いのは、なんでもそうですよね!
私は鹿刺しでいただきました!


レアや生肉での摂取は避ける(鹿刺しなどはリスクあり)。
と書いたばっかりで申し訳~なんですが😂😂
どうしても鹿刺しにしたかったのです(笑)
その分、殺菌効果を期待して、たっぷりの生姜を添えて頂きました👍️
臭みなどなく、脂身のない、本当に純粋な赤身肉といった感じで、美味しくいただけましたよ!
ただ、正直言うと、解凍しすぎてしまいました😅
本当は、お肉の中が少し「シャリッ」と、まだ凍っているくらいが安全だと言われているんですが
完全に溶けていました(笑)
まあ、特にお腹も問題なかったので、次回、気を付けますということで😂😂
そういえば、私が住んでいた千葉県で、日本初のジビエ肉自動販売機ができたとかできてないとか・・・。
たしか習志野市?だったか?
興味がある人は、調べてみてくださいね👍️
それから、ぜひジビエ肉!あなたの食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか!?😉
私はいずれ、自分で獲りに行けるようになろうと考えていますよ😁
ということで
今日もお読みいただき
ありがとーございましたー!!
それじゃ
行ってらっしゃい!(^^)/✨️
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