【ダイエットはこれから】主食を学ぶには縄文時代!?秋冬はサツマイモで美味しく痩せよう!

RESTA ブログ
しき

こんにちはー
農作物筋トレブロガーのしきです!

去年もこの時期に記事にしましたが、サツマイモを掘ってまいりましたー🍠

今年もサツマイモがたくさん採れました!
Qちゃん

今年も収穫できたにゃ!

目次

主食ってなんだろう?

私たちの主食と言えば

  • ごはん
  • パン
  • 麺類

がほとんどですね!

これらの原材料は

  • ごはん:お米
  • パン:小麦
  • めん:小麦やそば

など、いわゆる「穀物」と呼ばれるものです🌾

これらが私たちの主食になっているのには理由があって、それは私たちのご先祖様が、「農耕」を始めたことに端を発しています。

どれを主食として栽培してきたかは、国や地域によって違いますが、私たちが暮らす日本では、「お米」を主食として栽培してきたわけですね😊
このお米の栽培によって、多くの人がお腹いっぱい食べられるようになり、私たち日本人(当時は縄文人かな?)は、この日本列島で人口を増やし、文明を発展させ、栄えてきたのです🗾

縄文時代の主食は?そもそも主食があったの?

縄文時代の遺跡、三内丸山遺跡[さんないまるやまいせき](青森市)では、5500年前から、栗の管理栽培がおこなわれていたと言います🌰

また、どんぐりやクルミを集め、叩いて砕いて粉にし、それをクッキーの様に焼いて食べていたということも分かっています。

日本が米食中心の瑞穂の国になったのはおよそ2千年前頃からのことで、それ以前はパンやクッキーを食べる1万年余の食生活があったのです。これを話すと中学生や高校生からウッソ―と云われたことを思い出します。

置賜文化フォーラム 「押出遺跡と縄文クッキー」より引用
URL:http://okibun.jp/cookie/

Qちゃん

ジョウモンクッキー!?

縄文時代にも稲作(お米)はあったようですが、大規模な干拓事業はされていなかったとのことの様で、
おそらくはこう言った木の実や、お米、粟(アワ)や稗(ヒエ)など、多様な炭水化物を利用して、エネルギーを摂取していたのでしょう!

実は山形県だけでなく全国の縄文遺跡でパン(パン状炭化物)が発見されていました。ですから調査員の方はクッキー(クッキー状炭化食品)とわかって驚いたものです。
中略
東京大学で分析した結果、クリやクルミ(堅果類の木の実)の粉を練って作っていることが明らかになりました。住居の周りにクリの皮やクルミの殻がおびただしく発見された意味がわかりました。私たちの想像では、獣肉・鳥肉の細切れや卵・塩も加えたであろうと思うのですが、 炭化しているため、そこまでは明らかにできないとのことでした。

置賜文化フォーラム 「押出遺跡と縄文クッキー」より引用
URL:http://okibun.jp/cookie/

しき

縄文人・・・おそるべし

「主食」とは何かを考える

さてさて、縄文人の様に、言ってしまえば"生きるためになんでも食べてきた"縄文人の皆さんですが、安定的にお米を食べ時始めるようになったのは、2000年前頃からということです。
私たちが「弥生時代」と教わってきた時代ですね。この頃に水稲栽培(すいとうさいばい:田んぼを作って稲を栽培する方法)が盛んになり、人口が増えていったようです。

ここで考えたいのが、「主食とは何か?」ということです。

だからごはんとか、パンとか、麺類でしょ?

・・・それはそうなんですが、それは「現代日本人にとっては」というお話。
なぜ縄文人がそれら(栗やその他の穀物)を食べていたかということ!
そして、水稲栽培が盛んになってきてから、なぜお米が主食の「メイン食材」になったのか、というところです。

え?…もしかして、栄養の話?

しき

素晴らしい!そう言うことです!

栗やどんぐりなどの木の実、粟、ヒエ、陸稲(りくとう:陸で採れる稲)、そして田んぼで収穫されるお米・・・これらの栄養素はつまり

炭水化物だということなんです!
(ちなみにクルミは炭水化物というより脂質がメインですが、縄文人にとっては大事なエネルギー源でした😊)

言い換えるなら

主食 = 炭水化物

と言ってもいいでしょう✨

この炭水化物、特に糖質を安定的にエネルギーとして摂取できるようになったことで、私たちはそれらを「主食」と呼び、国や地域によってお米、小麦などを栽培してきたと言う歴史があるんです!!

炭水化物は糖質?何が違うの?

炭水化物って聞いたことあるけれど、細かくは分かっていない、と言う方は多いのではないでしょうか?

私の過去の記事では、この辺りも一度説明したことがありますが、もう一度おさらいしてみましょう📝
ちなみに過去の記事としては、食物繊維のお話でしたね💡

糖質 + 食物繊維 = 炭水化物

炭水化物という栄養素は、“糖質と食物繊維”を合わせたもののことなんです

その構造は

炭水化物って、“炭素に水がくっついたような分子”のこと。
だから英語では“カーボハイドレート(炭素+水)”って言うんです。人の体にとっては燃料みたいなもので、
糖質はガソリン、食物繊維はエンジンを掃除してくれるブラシ、そんなイメージです!

炭水化物はまさに生命線

話を戻しましょう。

縄文時代に栗を栽培していたと書きましたが、この頃より以前の様に、「炭水化物」を栽培できない時代はどうしていたのでしょうか・・・。

炭水化物から糖質というエネルギーを安定的に摂ることができない。じゃあ食料として、安定的に動物を狩ることができるか・・・それもそんなに運良くいかないでしょう。

つまり人類は、主に動物や魚など、狩猟によってタンパク質や脂肪を獲得していましたが、それも毎回獲れるわけではない。栗やどんぐり、陸の稲だって、季節や土地柄が合っていないと採集できない・・・。

飢えないように、できる限り保存できる形にしたいと思ったら、クッキーの様に焼いた形にするなど、工夫が必要です。

そう考えると、主食が炭水化物を安定的に獲得・摂取できることがどれほど人類にとって大切だったか・・・!!

人類が生き延びていくための、まさに生命線だったと言ってもいい過ぎではないでしょう✨🌾✨

私たち現代人は、お金を払って、これらの苦労から逃れられていますが、その実、この"エネルギーを摂取する"ということがいかに大切か、と言うことが、ちょっと分かっていただけたのではないでしょうか😉

Qちゃん

それで?

サツマイモの話は?

しき

そうでした。サツマイモのお話。

ここまで読んでくれたあなたなら、私の言いたいこと、もうなんとなくお分かりなんじゃないでしょうか😌✨

サツマイモは主食になる?

さてさて、主食とは炭水化物がメイン栄養素の食材であり、安定的に食べることができる食材として、私たちの食文化に取り入れられてきた、ということがお分かりいただけたと思います🍚

そこで今回、サツマイモも採れました😁🍠
このサツマイモは主食になりますか?ということですが・・・あなたはどう思いますか?

特にダイエットにおいては、このサツマイモ、とても良いと言われていますよね?
サツマイモの何がいいのか!?

①糖質
②食物繊維
③血糖値
④甘さ
⑤手軽さ

という5つの点を見てみましょう🔍

サツマイモがダイエットに向いている5つの理由

糖質
サツマイモにはもちろん糖質(炭水化物)が含まれています。
でも、ごはんやパンと違って「でんぷん」が多く、しかも加熱すると一部が「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」に変化します。
これは食物繊維のように腸でゆっくり処理されるので、血糖値の上昇が緩やかになるんです。

食物繊維
皮ごと食べれば食物繊維がたっぷり!
腸内環境を整えてくれるだけでなく、満腹感が長持ちするので、ダイエット中の「つい間食…」を防ぎやすいんです。

血糖値
GI値(グリセミック・インデックス:食後血糖値の上がりやすさを示す値)がごはんやパンより低め。
つまり「同じ炭水化物でも、太りにくい食べ方につながる」食材なんです。

甘さ
自然な甘みがあるので、白砂糖たっぷりのお菓子を食べる代わりにサツマイモを食べると、満足感を得ながらカロリーコントロールできちゃいます。
「スイーツの置き換え」としても優秀ですね🍠✨

手軽さ
洗ってそのままふかす、レンジでチンするだけ。
保存性も高いので、常備食やダイエット中の「主食の一部」として取り入れやすいのも魅力です。

しき

カンタンにまとめると

サツマイモは

  • 炭水化物(糖質)をしっかり補える
  • 食物繊維も豊富
  • 血糖値の上昇も緩やか
  • 甘みがあるから満足度が高い
  • しかも手軽に食べられる

という点で、まさに 「ダイエット向けの主食候補」 と言えるわけです😌✨

ごはんとパンとパスタと・・・それが主食だと思っていたけど、それに囚われなくってもいってことね💡

Qちゃん

ぼくはおにぎりが好きにゃ~

サツマイモを主食にしろ!と言うのではなく
ダイエットをするうえで、主食となる「炭水化物」をどんな食材から摂るか、考えてみよう!
というお話です✨

そうすると、「玄米がいいよ」っていうのはこう言うことですし、じゃがいもなんかも、選択肢に入ってきたりするって言うことですね🥔😉

まとめ

それでは最後にまとめです!!

  • 主食とは何か?
     人類にとって主食は「安定的に炭水化物を得られる食材」のこと。エネルギー源として文明を支え、生命線となってきました。
  • 縄文時代の食生活
     栗やどんぐり、木の実を粉にしてクッキー状にしたり、粟・ヒエなどの雑穀を利用していた。狩猟で肉や魚を得ることもあったけれど、安定した食料ではなかった。
  • 弥生時代とお米の定着
     2000年前ごろから水稲栽培が広がり、日本は「お米を主食とする文化」に。これが人口の増加や文明の発展につながった。
  • 炭水化物の正体
     炭水化物=「糖質+食物繊維」。
     糖質はガソリンのように体の燃料になり、食物繊維は腸を掃除して健康を支える。
     まさに人類に欠かせない栄養素!
  • サツマイモの可能性
     サツマイモは糖質と食物繊維をバランスよく含み、血糖値も上がりにくい優秀な主食候補。
     現代の私たちにとっても、ダイエットや健康維持の心強い味方になれる。

あなたにとって「主食」は、ごはん?パン?それともサツマイモ?
現代の私たちも、縄文人と同じように「炭水化物とのつき合い方」を考えることが、健康やダイエットのカギになるのかもしれませんね😉

ということで


今日もお読みいただき

ありがとーございましたー!!

それじゃ

行ってらっしゃい!(^^)/✨️

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日本一小さいパーソナルジム「RESTAコラム」もぜひ読んでね😉


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この記事を書いた人

しきのアバター しき 農作物筋トレブロガー,トレーナー,治療家

群馬県出身。38歳。治療家,パーソナルトレーナー,食育研究,柔道整復師専科教員,柔道四段。15歳でウェイトトレーニングを始め、高校卒業と同時に上京。パーソナルトレーニング、柔道整復師の免許を取得する。14年間の会社員時代に、接骨院、介護施設などでの治療、リハビリ、介助、運営を学ぶ。その後独立し、トレーニング・治療・リハビリの経験・知識を組み合わせたパーソナルトレーニングを指導する。身体だけでなく、わくわくした人生を送ってほしいという思いから、ブログ”わくしきぶろぐ”を立ち上げる。

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