【日本崩壊?】勤労感謝の日はもう結構!新嘗祭とケトジェニック!

勤労感謝の日

秋分の日

春分の日

文化の日

・・・

子供の頃から「祝日として弱いな」って

なんとなく思っていましたが、そういうことだったんです。

パーソナル RESTA 沼田市
しき

こんにちは!
農作物狩猟トレーナーのしきです!

今日は令和7年(2025)11月23日

勤労感謝の日です!

十年くらい前までは、この勤労感謝の日、ちゃんと会社員として「勤労」している私を労ってやろうということで、

一杯やりに街へ繰り出していました。

Qちゃん

普段と変わらにゃいじゃにゃいか

しかし今では、この『勤労感謝の日』という言葉自体を、私は使わなくなっており

ましてや自分自身、勤労しているわけでもないので、感謝されるようなこともしていないのが実態です(笑)

とまあ、勤労についてはどうでもいいのですが

冒頭に並べた祝日たち・・・

"勤労感謝の日"
"春分の日"
"秋分の日"
"文化の日"

これらが、後から名前を変えられた祝日だということをご存じの方も多いと思いますが

馴染みのない人には、今でもほとんど知られていないのが実態だと思います。

今日はそんな『変えられた祝日と、もとの名、もとの意味』について書いてみたいと思います✨️

目次

祝日の本当の意味

あなたは「祝日」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?たとえば・・・

  • 休日だよ!・・・仕事、学校に行かなくて良い
  • お出かけする日!・・・休みだから楽しみ!
  • だらけられる(笑)・・・なーんもしなくていい日

みたいな感じでしょうか☺️
それ・・・

正解です😂😂
私もそう思いますからね(笑)

ただ、それなら「祝日」ではなく「休日」でいいですよね?
なんなら「祝祭日」と言ったりもするし、ちょっと年輩の方なんかは「旗日」と言ったりします🎌

これはどういうことなんでしょうか?

「祝日」は「宮中祭祀」に由来する

宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)というのは

宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)とは、天皇国家国民の安寧と繁栄を祈ることを目的に行う祭祀皇室祭祀とも呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E4%B8%AD%E7%A5%AD%E7%A5%80

という事で、その祭祀に由来する国民の休日、それを「祝日」と言ったり「旗日」と言っているわけですね。

「旗日」と言われるのは、祝日の際に玄関や自宅の門に日章旗(日本国旗)をかざしてお祝いしたことが由来です。

パーソナル RESTA 沼田市
旗日に飾られる日章旗。現在ではかなり珍しくなってしまっています。

祝日のもともとの呼称

宮中のお祭り事を行う日が祝日、ということですが、例えば勤労感謝の日が「天皇陛下が勤労を感謝してくれる日」であるというわけではありません😅

実は冒頭に書いたように、祝日にはもともとの意味があり、そもそもの正しい呼称があるんです。以下に見てみましょう!

  • 勤労感謝の日 → 新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)
  • 春分の日 → 春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)
  • 秋分の日 → 秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)
  • 文化の日 → 明治節(めいじせつ)

けっこう難しい言葉が並んでいますが、簡単に、どんな祝日なのかを並べてみましょう!

  • 新嘗祭 → 天皇陛下が新穀(新米)を神前に供え感謝する日
  • 春季皇霊祭 → 皇室の先祖・霊を祭る宗教行事
  • 秋季皇霊祭 →       〃
  • 明治節 → 明治天皇誕生日

という感じです!

こう見ると、文化の日なんか全く違うものになっていますね💦

春分や秋分の日も、私たちは「季節のお祝い」みたいな感覚で捉えていますが、その実は、皇室のご先祖様を祀る儀式が執り行われる日だという事で、全く意味合いが変わってしまっています。

どうしてこんなに変えることになったの?

そうですよね。「祝日」というくらいですから、本来の意味をわかっていたほうがしっくり来るはずなんですが、どうして私たちは実際の意味とかけ離れたものとして理解しているんでしょうか。

次にその理由を見てみましょう!

昭和23年の法改正

昭和23年(1948)と言えば、大東亜戦争(第二次世界大戦)が終わった3年後です。

この年に、これまで"新嘗祭"や"明治節"などと呼ばれていた祝日の名称変更を、日本政府が「祝日法」などを改正する形で実施されました。

あ、日本政府が自らやったことなんだ

そしてこの時、名称の変更だけではなく、廃止された祝日もありました。
以下、それらを見てみましょう!

名称変更・廃止された祝日

戦前の祝日(旧祝日)戦後の扱い現在の祝日名備考
紀元節(2/11)廃止建国記念の日(1966年制定)神武天皇即位を祝う日。
明治節(11/3)廃止文化の日(1948年制定)明治天皇誕生日。科学・文化振興に名称を変更
天長節(天皇誕生日)廃止天皇誕生日(現在)皇室色を薄め、中性化して復活
新嘗祭(11/23)国民祝日化を改変 → 勤労感謝の日勤労感謝の日元は天皇が新穀を神前に供え感謝する日
春季皇霊祭(春分日)宗教色を排除春分の日農耕・自然の祝日として残存
秋季皇霊祭(秋分日)宗教色を排除秋分の日同上
神武天皇祭(4/3)廃止なし(宮中行事として継続)皇室・国家神道色のため、祝日化はされず
天長節の前後の皇室祭祀関連祝日廃止なし国家神道色排除
教育振興・文化系祝日名称変更や廃止文化の日などに再設定教育勅語や皇室絡みは中立化

こう見ると、けっこうあるんだね💦

「建国記念の日」が、「紀元節」何て言うの、知ってる人も少なくなっちゃってるんじゃあないでしょうか?

そして注目していただきたいのは、所々にある「宗教色を排除」や「皇室色を薄め」というような文言・・・。
これは一体どういうことなのでしょうか?

うん、ちょっと気になってた・・・日本政府が宗教色を薄めようとしたってこと?政教分離・・・みたいな?

これは政教分離とはちょっと違った見方のようでして。

以下、それを見ていきましょう!

アメリカの占領政策としての祝日法

時代が時代です。

昭和23年といえば、日本は当時、アメリカの占領地でした。
日本には、連合国軍最高司令官総司令部、つまりGHQがいたわけです。

GHQは戦争で、とにかく奮闘する日本がヤバイ奴らだと思っていた。そしてアメリカだけではなく、欧米列強というのは、「やられたらやり返す」「やったらやり返される」という感覚が強い人達ですから、またいつか日本人が団結して抵抗してきては困るわけです。

なんてったって、せっかく占領した日本で、これから金儲けもしたいし、軍事基地展開なんかもしていきたいわけですからね。

だから、この日本人をまとめ上げる中心にある「皇室」そして「天皇」を、国民と切り離そうと考えたわけです。

その一つの施策として、「祝日法の改正」により、国家神道、皇室・天皇、それらと国民を切り離そうとした、というわけなんです。

でも法律を変えたのは日本政府だったんでしょ?

そうですね。

GHQのマッカーサー元帥の「鶴の一声」で変えられたものではありません。
しっかり日本政府が法律を変えるという「形」をとらせたんです。
その背景を見てみましょう!

祝日法改正の背景

単なる命令ではなく、占領政策に沿った法的な手続きを経て変更されました

1.占領期の政策方針

  • GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、日本の国家神道や皇室中心主義を「戦争の原因」とみなし、占領政策で 宗教色や国家神道色を排除する方針 を掲げました。
  • 指示は マッカーサー=SCAP(連合国軍最高司令官)から日本政府への政策指令 という形で出されました。

2.法律・政令による実行

  • 実際の祝日廃止や名称変更は、日本政府側が「祝日法」などを改正する形で実施されました。

例:1948年「祝日法」(昭和23年法律第178号)で、新嘗祭は「勤労感謝の日」として再設定
明治節・紀元節などは廃止

  • GHQの役割は「こういう方向でやれ」と指示することで、法律の手続きは日本側が踏んで正式化しています。

3.つまり…

マッカーサーが「今日から明治節は文化の日にしろ!」と一言で変えたわけではない

「GHQの方針 → 日本政府が法律や政令で実行」という形

祝日を見直す時期に来ている日本

たんなる休日と思っていた祝日に、こんな裏があったなって知らなかったわ

しき

無理もないですよね
私自身、知らなかったことも多いですから

そもそもそういった事を小さい頃から教育されていない私たちです。

昭和61年生の私だって、そんなに教わらない。親から教わったこともないですし、なんなら親も戦後の生まれですから、既に教育を変えられている時代に育っていますからね😅

こう言った情報が薄まっていくのは当然と言えば当然なのでしょう。

だけどそれでいいと思いますか?

『明日"祝日"だね』って会話があるのに、何のお祝いごとなのかも理解していない。

ただの休日だとしか思っていない。

いや、別に休日でいいんですけどね🙄
だけども、約2000年続いているこの日本という国の歴史が、こんなに私たちの身近に残っていることが、どれほど尊いことか。稀有なことか。

日本を除いたら、こんなに歴史の長い国、地球上のどこにもありませんからね。

それを羨ましいと思っている外国人がいる中で、当の日本人が分かってないんじゃ、外国人に「お前は日本人じゃない」って言われても仕方ありませんよね😅

私はそうなりたくない!

できることなら、これからも日本の長き伝統や歴史を、ご先祖が守ってきてくれたように、次世代に繋いでいける男でいたいと思っていますよ☺️✨️

新嘗祭とケトジェニック

さてさて!
最後に私事ですが、来年もBBJ(ベストボディジャパン)に出場するつもりなので、もうダイエットを始めていきます!

Qちゃん

おまえ!また出るんにゃ!?

出ます(笑)

今年は恥を晒しに出て、来年はそこから進化して出る!って言うのを考えていたのでね🤭

それで、もう明日からケトジェニックダイエットを始めます!

と思ったんだけど

しき

今日、新嘗祭でしょう?

陛下が新米を召し上がって、その後で私も新米を食べて、それからやることにしようかなって思って(笑)

Qちゃん

好きにしたらいいにゃん?

まあそうなんですがね
「そんな心境です」っていうのだけ書いておこうかなって思いまして🤭

まあまあとにかく!

またダイエットの心境やテクニックや、栄養学的なことも発信していくので、どうぞよろしくお願いします✨️

それから、私のパーソナルジム「RESTA」のコラムも、毎週更新していますので、良かったら遊びに来てくださいね!




ということで

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!


それじゃーいってらっしゃーい\(^o^)/

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この記事を書いた人

しきのアバター しき 農作物筋トレブロガー,トレーナー,治療家

群馬県出身。38歳。治療家,パーソナルトレーナー,食育研究,柔道整復師専科教員,柔道四段。15歳でウェイトトレーニングを始め、高校卒業と同時に上京。パーソナルトレーニング、柔道整復師の免許を取得する。14年間の会社員時代に、接骨院、介護施設などでの治療、リハビリ、介助、運営を学ぶ。その後独立し、トレーニング・治療・リハビリの経験・知識を組み合わせたパーソナルトレーニングを指導する。身体だけでなく、わくわくした人生を送ってほしいという思いから、ブログ”わくしきぶろぐ”を立ち上げる。

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